今回は、少し視点を変えて「ISOの本質」について考えていきます。
ISOはマネジメントシステムと言われています。
ISOのマネジメントシステムとは・・・
- Plan・・・会社の方針・目標を達成するために会社の仕組みをISOの基準で文書化し
- Do・・・実行し
- Check・・・ルール通りに業務が行われているかどうかチェックし
- Action・・・不都合な点があったら改善する
つまり、目標達成のためにPDCAサイクルを回すことがISOの本質です。
したがって、
“不良がたくさん発生するようであればISOは取得できない”という考え方・通説は誤りです。現在どれ程の不良が発生していようが、不良率を低下させるような社内のマネジメントシステム(PDCAサイクル)が稼動していればISOが付与されます。
ここで大事なキーワードは「継続的改善」です。つまり、目標を達成するための継続的改善活動そのものがISOの本質です。
また、ISO規格(要求事項)の解釈にも誤解が多いです。
ISOは国際規格ですから、すべての企業に同一の内容を要求しています。
例えば、「検査しなさい」という要求事項は、大企業も中小企業も同一に要求されています。
また、どんな業種に対しても要求しています。
しかし、「どのように検査しなさい」とは要求していません。検査のやり方は、それぞれの企業に任せています。したがって、一品一品の品質検査をする企業もあれば、目視検査の企業もあります。
つまり、
「何をしなさい(What)」は要求していますが、
「どのように(How)」は要求していないのです。方法は企業が決めれば良いのです。
企業の保有する経営資源や環境は違いますから、それぞれの企業のISOには、企業なりの特徴がでます。
“100社あれば100通りのISOがある”と言われる所以です。
“○○までのレベルまでやらねばならない”という縛りはISOにはありません。企業にあったやり方をすれば良いのです。これもISOの本質です。
このISOの本質を理解して、貴社に合ったISOを構築しましょう。
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