ISOとは、ISO9001、ISO14001、取得によるメリット、審査費用や実際の取得スケジュール、そしてコンサル会社の選定方法など

本日は、「ISO取得までの流れ」について、お話します。少し細かく難解なお話かもしれませんが、具体的な準備の流れですので、ご理解いただければ幸いです。

簡単に概略を説明しますと、以下の流れです。

【1】ISO規格に基づいて、経営目標を達成するための社内の業務の進め方のルールを「品質マニュアル・・・ISO9001の場合」もしくは「環境マニュアル・・・ISO14001の場合」として明文化(文書化)する。

【2】明文化されたル-ルに基づいて社内運用し、社内監査を実施する。

【3】ISOは第三者認証ですので、審査機関(JIPDECなど)に審査申請し、審査機関の書類審査・現地審査を経てISO認証書が付与されます。

もう少し詳しく説明しますと・・・・


【1】ISO規格に基づいて、経営目標を達成するための社内の業務の進め方のルールを「マニュアル」として明文化(文書化)する。

このステップは結構大変な準備作業となります。

具体的には、

  • ISOの国際規格(要求事項)を理解する
  • 現状の業務の流れを整理し、ISO要求事項と合致している場合、特に問題がなければそのまま文書化する
  • 現状の業務の流れを整理し、ISO要求事項と合致していない場合、新たな業務の仕組みを決定し、文書化する
  • 必要に応じて、「業務手順書」を作成する

・・・上記のステップがマニュアル作成と言われるプロセスです。ISOの要求事項は、原文を読んだだけでは、かなり「難解」であると共に「ファジー」であるため、このマニュアル作成のプロセスは大変な労力が必要です。
この労力を効率化するために、コンサルタントの支援を仰ぐ企業が多いようです。

【2】明文化されたル-ルに基づいて社内運用し、社内監査を実施する。

このステップは文字通り「運用」です。ただし、運用前には、当然「社員教育」と「監査員養成」が必要です。
運用し、一定期間が経過した段階で「社内監査」を行い、ルールの定着度を監視し、是正します。

【3】ISOは第三者認証ですので、審査機関(JIPDECなど)に審査申請し、審査機関の書類審査・現地審査を経てISO認証書が付与されます。

以前ご説明しました審査会社による審査を受審します。

審査は、「第一段階審査(文書審査)」「第二段階審査(現地審査)」の2本立てで行われます。
第二段階審査では、「トップインタビュー」・「運用実績の証となる記録の点検」・「各現場審査」が行われます。
そして、審査に合格すれば、ISO認証書が付与されます。

こうした流れでISOが付与されます。

簡単そうですが、結構長い道のりでありますし、また難解な道のりでもあります。
特に、「社内ルールの文書化」はかなりの労力と知識が必要です。
また、「審査」ではかなりの指摘がされます。

こうした状況ですので、大半の企業がコンサルタントの支援を仰いでいます。

今回は少し難しい話でした。次回は「道のり」、つまり「取得スケジュール」についてお話します。



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